ぴよりんぴっく

いまのところはオンキヨーでやけどしている、非公開だっけ?と思うくらい閲覧数が少ないブロガー(笑)のブログです!

オンキヨー(6628)に手を出してやけどしている男の話(6日目)~オンキョーが上場廃止を回避するには(前編)~

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こんにちは!

 

 

さあ今日のオンキヨー株はどうだったでしょうか?

 

 

結果は

 

■昨日

 始値:6 高値:7 安値:5 終値:6

■今日

 始値:6 高値:7 安値:5 終値:6

 

前日比:+1 

 

ですって!

 

出来高は  208,259,900 でした。

昨日が   105,466,500 だったので、今日はほぼ倍の出来高ですね・・・?

 

これだけの出来高があっても7円を少しタッチするくらいのチャートにしかならないのはなぜでしょう???

 

さて、そんなオンキョーですが、大逆転満塁ホームランがもし起きるとしたらどのような場合があるのか考えてみましょう。

 

その前に一旦、現在の状況を確認しましょう。

まず、オンキヨーJASDAQ市場に上場しております。

 

JASDAQ上場廃止基準の中に次のような項目があります。

 

債務超過

債務超過の状態となった場合において、1年以内に債務超過の状態でなくならなかったとき(原則として連結貸借対照表による)

 

オンキョーは 2020年3月期の純資産 が △33億5500万 であったため、

2021年3月期の純資産がプラスになっていないと上場廃止基準ですよ。

という状態でした。

 

なので上場廃止か否かがわかるのは2021年3月31日であったというわけですね。

 

そして、2021年3月期の純資産 は △23億1900万 となり、結果2年連続債務超過であったため上場廃止基準に抵触してしまいました。

 

これにより現在オンキヨーは [監理銘柄(確認中)] という状況となっております。

 

■監理銘柄とは?

上場している銘柄が、上場廃止基準に該当する可能性がある場合にこの状態となります。上場廃止になってしまうと証券取引所で売買することができなくなるため、この銘柄は上場廃止になる可能性がありますよ。と投資家に周知することが主な目的です。

ただし、あくまでまだ上場廃止の「可能性」がある銘柄ですので、何らかの要因で上場廃止基準に該当する可能性がなくなれば、再度通常銘柄として取引可能となります。

しかし、期限までに解消しないようであれば上場廃止が確定し、そのまま整理銘柄となってしまいます。

 

 

なぜオンキョーの上場廃止日が7月25日なのかというと、定時株主総会が6月25日に行われる予定なのですが、この後に有価証券報告書東京証券取引所に提出します。

 

この報告書で、確かに上場廃止基準に抵触しているね。ということを東京証券取引所が確認したら、そこでようやく上場廃止が確定します。

確定したら先ほど書いた通り、整理銘柄となり、1か月程度の売買猶予期間をもって完全に終了となります。

 

 

これで現在のオンキョーの状況がわかっていただけたでしょうか。

 

ちなみにオンキョーは黙って債務超過になってしまったわけではありません。

オンキョーだって上場廃止は避けたいのです。

 

本当は自分たちの力で稼いで、自分たちの力で債務超過を解消したいのでしょうが、そもそも本業がうまくいかなくて陥っている状態なのでそう簡単にはいきません。

 

なので、新株予約券を発行し、この権利を行使してもらうことで資金の調達を行おうと奔走したみたいです。

 

新株予約権を発行?行使?なんでそれが資金の調達になるの?

新株予約権とは、定められた価格で株を購入することができる「権利」です。

この権利を「行使」することにより、その価格で株を購入することができます。

株は社債(会社の借金)と違って返済する必要がありません。

なぜなら、株とは(本来)その会社の成長を期待して出資するものだからです。

なので、この権利を行使して購入された株の対価は、オンキョー側からすると純資産となるのです。

 

 

そして実はオンキョーの頑張りにより上場廃止回避まであと一歩のところまで迫っていたのです。

 

というのも、色んなところに対して資金の工面を行い、あとは本命ともいえるEVO FUNDの新株予約権行使を待つのみでした。(この資金の工面も興味深いお話なのですが泣く泣く省略)

 

EVO FUNDへは新株予約権を発行してから継続して前向きな協議を行っていたようですが、なんと運命の3月31日になって、

 

「やっぱ行使やーめた!」

 

と伝えられ、結果、50億の増資を目論んでいましたが水泡に帰しました。

 

2021年3月期の純資産 は △23億1900万でしたので、この増資がうまくいってればめでたく上場廃止を回避することができ、今頃私はベンツにでも乗っていたかもしれないですね。

 

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話はそれましたが、EVO FUNDがなぜ行使をしなかったのか、なんででしょうね。

しかし、EVO FUNDが別に悪者というわけでもないと思います。

 

 オンキョーの反応を見ると、行使されなかった結果に驚いているように見受けられます。それほど想定外だったのでしょうね。

 

 ちょっと長くなってきたので前編・後編と2回に分けさせてもらいます!

 

前編であった今回は、

 

オンキヨーがなぜ上場廃止となってしまったか。

 

という現状確認として締めさせていただきます。

 

後編では、どうやったら上場廃止を回避できるか考えたいと思います。

 

でも後半はあんまりボリュームなさそうだなあ。

 

 

ちなみに!!!!!!!

 

昨日の!!!!!!

 

アクセス数は!!!!!!

 

 

なんと!!!!!

 

0!!!!!!!

 

 なんで!?!!?!?!?

 

(笑)

 

つづく